TinyVPN掲示板(アーカイブ)
TinyVPNユーザ同士の交流の場となれば幸いです
▲親記事
65. # HELTH CHECK TIMEOUTについて [すーだん] 2004/11/21 14:22
- 66. Re: # HELTH CHECK TIMEOUTについて [TinyVPN作者] 2004/11/24 11:58
- http://www.shimousa.com/tv/
- > 試用させて頂いております。他のVPNに比べてOS制限等も少なく、設定も簡単なので、好感触を得ております。
>
> さて、ダイアルアップで接続したPCとLAN上のPCを接続テストしていると何分経過するとタイトルにあるメッセージが出て仮想ハブの方から切断されます。何か設定があるのでしょうか?常時接続するくらいの間隔で利用したいのですが。よろしくお願いいたします。
返信遅れまして、申し訳ございません。
ご質問の # HELTH CHECK TIMEOUTについてなのですが、仮想ネットワークアダプタと仮想ハブの間で送受信されるヘルスチェック電文がこないという状況を表しております。このヘルスチェック電文のしくみにつきましては後述致しますが、残念ながらすーだん様の環境では回線が遅すぎるなどの理由で、ヘルスチェックが通らずに切断されてしまう事象が発生している様です。
切断が多すぎて使用に耐えない場合は、ダイヤルアップでは厳しいかも知れません。
TinyVPNのコネクションはTCPという接続、切断という概念を持ったプロトコルをベースにしているのですが、これは簡単にたとえると電話回線の様なものです。
ただし、TCPは「今つながっている」、「今はつながっていない」という状態を通信の当事者である両方のコンピュータが別々に管理しています。普通は接続データや切断データをやりとりする事により、これらは整合性が取れるのですが、例えば切断データを投げた瞬間にLANケーブルが抜かれた場合などは、この状態に不整合が起きる事などがあり、片方のコンピュータは接続中、もう一方のコンピュータは切断済となってしまう事があります。
TinyVPNではこういう事を考慮して、ヘルスチェックを独自に実装する事により、このような状況不整合にも対処できるしくみにしております。
つまり、仮想ネットワークアダプタから仮想ハブに対して、「生きてますか?」と送り、それを受信した仮想ハブは「生きてます」という回答を返すというしくみです。
これを仮想ネットワークアダプタはデータ通信が無い場合には8秒に一回送信しております。
スーダン様の環境で発生した事象は仮想ネットワークアダプタからの「生きてますか?」というヘルスチェック電文が来ないよ!という旨を仮想ハブが判定して出力している為に発生しております。
原因としてはやはり回線の遅延またはハングアップが挙げられます。
以上、よろしくお願い致します。
|
▼返事
67. Re: # HELTH CHECK TIMEOUTについて [すーだん] 2004/11/24 12:57