- 203. 多重接続による耐障害機能が欲しい [novice] 2005/12/28 22:39
- ルートを指定したtcp接続を複数用いて、複数の
ネットワーク回線を自動で切り替えることで
不安定な回線での安定性を向上させる機能が
欲しいです。
全ての回線が同時に障害に見舞われると
どうしようもないですが、ADSL等よく切断される
回線をある程度安定させられると思います。(複数回線は
高価ですが・・・)
- 227. Re: 多重接続による耐障害機能が欲しい [三毛猫] 2006/01/25 10:21
- 類似の機能ですが、仮想HUBを複数おいて冗長経路をとる機能もあるとうれしいのですが。
回避策としては、複数の仮想NICを用意して、それぞれ別の仮想HUBに接続させておいて仮想NIC同士をブリッジさせることですが、できれば接続用の仮想HUBを複数定義してというのがいいかなあと思いました。
>ルートを指定したtcp接続を複数用いて、複数の
>ネットワーク回線を自動で切り替えることで
>不安定な回線での安定性を向上させる機能が
>欲しいです。
>
>全ての回線が同時に障害に見舞われると
>どうしようもないですが、ADSL等よく切断される
>回線をある程度安定させられると思います。(複数回線は
>高価ですが・・・)
- 228. Re: 多重接続による耐障害機能が欲しい [novice] 2006/01/25 21:38
- >類似の機能ですが、仮想HUBを複数おいて冗長経路をとる機能もあるとうれしいのですが。
仮想HUBにその機能を持たせるとちょっとまずいことが起きてしまいます。
パケットがぐるぐる回りつづけて無限ループになってしまうというものです。
ご希望の機能は、ルーターで実現できますので、例えば次のようになります。
1. 2枚の仮想NICをインストールして、別々のHUBに接続しておく
2. 同じルートをrouteコマンドで登録しておく
3. DeadGateway検出を有効にする
3番目はデフォルトでそうなっているので、特に気にすることは無いと思います。
この状態で通信を行うと、metricの小さい方が優先的に使用され、
HUBとの接続が切れた場合、metricの大きい方が使われ始めます。
一応この方法の欠点としては、ルーターとなるPCが必要になってしまうことです。
PCを特別に用意せずに実現したい場合は、仮想HUBで実現するよりも、
物理HUBに対する仮想HUBと同じく、物理ルーターに対応する仮想ルーター
というものを用意するのが良いかもしれません。
- 230. 投稿者削除 [ ] 2006/01/27 10:53
-
- 231. Re: 多重接続による耐障害機能が欲しい [三毛猫] 2006/01/27 12:19
- パケットループはIEEE802.1Dのスパンニングツリーでブロックされるのではないでしょうか?
仮想NICを複数おいてWindowsXPのブリッジを利用するとこの機能は自動的にONになるのでないかと思いますが、まだテストしていないので確認はしていません。
>>類似の機能ですが、仮想HUBを複数おいて冗長経路をとる機能もあるとうれしいのですが。
>仮想HUBにその機能を持たせるとちょっとまずいことが起きてしまいます。
>
>パケットがぐるぐる回りつづけて無限ループになってしまうというものです。
>
>ご希望の機能は、ルーターで実現できますので、例えば次のようになります。
>
>1. 2枚の仮想NICをインストールして、別々のHUBに接続しておく
>2. 同じルートをrouteコマンドで登録しておく
>3. DeadGateway検出を有効にする
>
>3番目はデフォルトでそうなっているので、特に気にすることは無いと思います。
>
>この状態で通信を行うと、metricの小さい方が優先的に使用され、
>HUBとの接続が切れた場合、metricの大きい方が使われ始めます。
>
>一応この方法の欠点としては、ルーターとなるPCが必要になってしまうことです。
>
>PCを特別に用意せずに実現したい場合は、仮想HUBで実現するよりも、
>物理HUBに対する仮想HUBと同じく、物理ルーターに対応する仮想ルーター
>というものを用意するのが良いかもしれません。
- 232. Re: 多重接続による耐障害機能が欲しい [novice] 2006/01/27 21:44
- >パケットループはIEEE802.1Dのスパンニングツリーでブロックされるのではないでしょうか?
>仮想NICを複数おいてWindowsXPのブリッジを利用するとこの機能は自動的にONになるのでないかと思いますが、まだテストしていないので確認はしていません。
XPのブリッジでスパニングツリーが有効かどうかは不明ですが、
スパニングツリーはVPN上で動作させるには少し問題があります。
例えば、ネットワーク上の通信時間と回線状況による問題です。
これに関しては、高速回線を利用していればあまり問題にはなりませんが、
ネットワーク形状を自由に変更できないなど、いくつかの制約が生まれます。
TinyVPNで大きなネットワークを構成することはあまり考えられませんが、
大量の仮想HUBが、回線状況により切れたりつながったりを
頻繁に繰り返す状況などがあったりすると、一時的に通信が
混乱してしまう可能性があります。
仕様通りデフォルトで実装すると、50秒くらいだったと思います。
もちろん、きちんとした知識があればきちんと運用ができるので
問題ないのですが、いくつかのVPN特有の問題点があるので、
運用に際して少し面倒になるかもしれません。^ ^;
仮想HUBはユーザーモードで動作する、いわゆる普通の
プログラムなので、STP対応版の仮想HUBとか仮想ルーターとか、
がんばれば独自実装とかできそうですね。
多重接続とかも、がんばれば独自実装できるんですけど、
がんばるという所にたどり着けない・・・
- 354. Re: 多重接続による耐障害機能が欲しい [三毛猫] 2006/05/22 22:03
- 最終的な報告をしたつもりで忘れていました。結果的には複数経路でループ構成をつくってもちゃんとIEEE802.1Dでの冗長経路は動作しました。経路再設定も結構早くできました。
>>パケットループはIEEE802.1Dのスパンニングツリーでブロックされるのではないでしょうか?
>>仮想NICを複数おいてWindowsXPのブリッジを利用するとこの機能は自動的にONになるのでないかと思いますが、まだテストしていないので確認はしていません。
>XPのブリッジでスパニングツリーが有効かどうかは不明ですが、
>スパニングツリーはVPN上で動作させるには少し問題があります。
>
>例えば、ネットワーク上の通信時間と回線状況による問題です。
>これに関しては、高速回線を利用していればあまり問題にはなりませんが、
>ネットワーク形状を自由に変更できないなど、いくつかの制約が生まれます。
>
>TinyVPNで大きなネットワークを構成することはあまり考えられませんが、
>大量の仮想HUBが、回線状況により切れたりつながったりを
>頻繁に繰り返す状況などがあったりすると、一時的に通信が
>混乱してしまう可能性があります。
>
>仕様通りデフォルトで実装すると、50秒くらいだったと思います。
>
>もちろん、きちんとした知識があればきちんと運用ができるので
>問題ないのですが、いくつかのVPN特有の問題点があるので、
>運用に際して少し面倒になるかもしれません。^ ^;
>
>仮想HUBはユーザーモードで動作する、いわゆる普通の
>プログラムなので、STP対応版の仮想HUBとか仮想ルーターとか、
>がんばれば独自実装とかできそうですね。
>
>多重接続とかも、がんばれば独自実装できるんですけど、
>がんばるという所にたどり着けない・・・