活用シーン
TinyVPNを使えば今までLANの内部でしか利用できなかった各種プログラムが外部からも利用できるようになります。例として、以下の様な事が可能になります。
外出先でもファイル共有
インターネット通じて様々な場所から会社のファイルにアクセス

ファイルを持ち歩かなくても大丈夫!
外出先で必要になったファイルが手元にないという経験はありませんか?
インタネットに接続された環境であれば同僚に依頼して、メールでファイルを送ってもらうという事も可能ですが、同僚に手間を掛けてしまいますし、不在の場合にはどうしようもありません。
こんなとき、TinyVPNで接続されていればいつでも会社のファイルサーバからファイルを取り出せるので、ファイルを持ち歩く必要がありません。
いつでもファイルサーバーに格納できる!
外出先で作成したファイルを一刻も早く会社のファイルサーバに格納したいという事はありませんか?
会社のファイルサーバにバックアップ機能がある場合には、外出先のノートパソコン等で作成したファイルもなるべく早くファイルサーバに格納したいですね。
こんなとき、TinyVPNで接続されていれば作成したファイルをすぐに会社のファイルサーバに格納できるので安心です。
最新の営業情報をいつでも取り出せる!
営業の為に客先回りをしている際に、会社にある営業情報を見たりするためにわざわざ帰社しなければならない環境では時間が掛かります。
営業日報などの報告書作成の為に帰社しなければならない場合も大変です。
こんなとき、TinyVPNで接続されていれば外出先からも会社のファイルサーバに格納された営業情報のファイルや報告書類のファイルにアクセスできるので、それだけの為に帰社する必要がなくなります。
SOHOの通信路を構築
オフィスが点在する環境もTinyVPNで便利に!

最新ファイルはファイルサーバに格納!
在宅ワーカーの方との連携をメールで行っている場合、メールで送受信して手直しを行っていると、現在のファイルの原本を持っている人が誰だか分からなくなってしまう恐れがあります。
また、ファイルを更新した際も他の作業者にメールで送付しなければならないため、手間が掛かります。
こんなとき、ホームオフィスと会社の間がTinyVPNで接続されていれば社内での業務同様、最新のファイルはファイルサーバに格納しておけば安心です。
在宅ワーカーも社内システムに直結!
社内に「出退勤管理システム」「社内Web」「社内メール」などのシステムがある場合、遠隔地で勤務されている在宅ワーカーの方は社内LANに接続されていないので、これらのシステムに参加する事はできません。
社内の人間が在宅ワーカーの代わりに出退勤の管理等を行っていたのでは効率が悪くなります。
こんなとき、TinyVPNで接続されていれば在宅ワーカーの方も社内システムを利用可能になるので、業務がより円滑に行えます。
大きいファイルも送受信できる!
メールには受信BOXの容量の関係上、送受信できる添付ファイルのサイズに限界があります。
こんなとき、TinyVPNで接続されていればメールで送れなかった大きなファイルも会社のファイルサーバに直接アップロードできます。
データ漏洩のリスクを回避
会社のパソコンを遠隔操作

ノートパソコンはリモコンにしてしまおう!
会社の重要な情報が入ったノートパソコンを携行する場合、ノートパソコンの盗難や紛失には十分注意しなくてはなりません。
しかし、万が一盗難や紛失に遭ってしまった場合、どうしようもありません。
セキュリティー対策として、ノートパソコンをリモコンにしてしまう方法があります。
会社には業務用パソコンを用意し、普段はこのパソコンを社員が使う様にします。
社員は外出先ではノートパソコンを使いますが、会社にある業務用パソコンを遠隔操作するためだけに使います。
万が一、ノートパソコンが盗難、紛失に遭っても、このノートパソコンからの接続アカウントを削除してしまえば、会社の情報はしっかり守る事ができます。
接続形態
TinyVPNを使ったネットワークの接続形態としては以下の様な形態がございます。
例1:本社と支社の接続:(拠点間接続)

東京に本社を置く会社が北海道や長野にある支社との接続にTinyVPNを使用
例2:会社と出先PCの接続:(RAS接続 その1)

出張先や客先などの出先からノートPCにて会社のコンピュータに接続
例3:会社とSOHOの接続:(RAS接続 その2)
SOHOと会社のコンピュータとの接続にTinyVPNを使用
TinyVPNの特徴
GUI画面による簡単設定
TinyVPNでは簡単なGUI上で仮想ハブや仮想ネットワークアダプタの管理ができます。

AES128bit暗号によりセキュリティーも万全
TinyVPNでは米国商務省が選定した暗号化方式であるAES暗号方式を採用しておりますので、通信内容はしっかりガードされます。
IPアドレス、ドメイン名による 接続フィルタリング
TinyVPNでは接続元の仮想ネットワークアダプタのIPアドレスやドメイン名の一部または全部を判断材料として接続の許可、拒否を制御できる機能を持っています。この為、特定のIPアドレス範囲からの接続のみを許可したり、ブラックリストを作成する事が可能です。 (プロフェッショナルエディションのみの機能となります)
アカウント種別による通信制限機能
TinyVPNではアカウントを「正規ユーザー」と「ゲストユーザー」の2種類に分けて設定する事ができます。「ゲストユーザー」は「正規ユーザー」とのみ通信が可能ですので、例えば会社のファイルサーバは正規ユーザとして仮想ハブに接続し、在宅勤務の方には「ゲストユーザー」で接続して頂けば、在宅勤務の方同士の直接通信を遮断でき、セキュリティーも高まります。
 (プロフェッショナルエディションのみの機能となります)
NAT越えに強い
 TinyVPNではVPNプロトコルのベースとしてTCPを使用しておりますので、仮想ネットワークアダプタがどんなNAT環境下に位置している場合でも問題ありません。特にNATルータが多段で配置されている場合や、ルータがSymmetricNATといった状況でも問題なく接続する事ができます。
NAT環境下の仮想ハブもUPnPにて 簡単に設定できる
TinyVPNでは仮想ハブをNAT環境下に設置する場合でもUPnPを用いて簡単にルータへの静的NAT設定を行う事が可能です。
(お使いのルーターがUPnPに対応した機種であり、UPnP機能がONになっている必要があります。)
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